F1 世界選手権 第5戦スペインGP決勝
2018年F1世界選手権第5戦スペインGP決勝が13日開催された。晴れ間も広がっていたバルセロナは風が強く、気温15度、路面温度35度、ドライコンディション。1周4.655kmのカタロニア・サーキットでのレースは66周で争われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが他を寄せ付けずポール・トゥ・ウインを飾った。
ピレリはスペインにミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類を用意しほとんどのドライバーはソフトとミディアムタイヤを使用。
シグナル消灯と同時に各車がスタート、ターン1でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがボッタスを追い抜いて2番手に上がる。ターン3でマグヌッセンがミスったところハースF1のロマン・グロージャンが回避しスピンを喫し、そこに後続のドライバーが避けようとする中ルノーのニコ・ヒュルケンベルグとトロ・ロッソのピエール・ガスリーが突進する格好で3台がリタイア。もう少しで大事故に発展しかねないクラッシュ。セーフティカーが入る混乱の中、ルーキーのザウバーのルクレールがポジションアップ。今年のザウバーは毎戦下位を走っていた去年より速いマシンで中団争いが出来る戦闘力があります。
セーフティカーが解除されリスタートし、ハミルトンがファステストラップを更新しながらペースを上げるが、フェラーリはなかなかペースを上げることができない。メルセデスのボッタスはベッテルよりもペースが速いもののオーバテイクを仕掛けることすらできない。
18周目に入る頃、ベッテルがピットへミディアムタイアに交換しコース復帰。ボッタスもミディアムタイアに交換周目コース復帰するもベッテルの後ろになってしまった。 フェラーリのライコネンは後数周後にピットへ向かう模様。が、突然ライコネンのマシンがスローダウン。 そのままリタイアとなってしまった。
34周目に第1スティントを長く取っていたレッドブルがピットへ、まず、リカルドから翌週にフェルスタッペン。
40周目にファース・インディアのオコンにエンジントラブルが発生しコース脇にマシンを止めバーチャルセーフティカーが発令。この状況でフェラーリのベッテルがピットでタイヤ交換。フェルスタッペンの後ろで戻ってしまった。また、フェルスタッペンとウィリアムズのシロトキンが軽く接触し、フェルスタッペンのフロントウイングにダメージを負ったがフェルスタッペン本人は問題ない模様。 バーチャルセーフティカーが解除されマクラーレンのバンドールンがエンジントラブルによりリタイア。また、ルノーのサインツもエンジンに問題があると無線で伝え、同じく母国グランプリのマクラーレンのアロンソが近づく。
終始安定した走りを見せたメルセデスのハミルトンがトップチェッカー。チームメイトのボッタスがミディアムタイヤで40周以上走りきり2位。これで今シーズン初の1-2フィニッシュを決めた。3位表彰台はフェルスタッペン。上位では2ストップ戦略を実施したフェラーリのベッテルが4位。以下、リカルド、サインツ、アロンソ、ペレス、ルクレールまでがポイント獲得。 11位以下は、ストロール、ハートレー、エリクソン、シロトキンで以上14台が完走。
今回のスペインGPで気温、路面温度が低くフェラーリはタイヤを機能させるのがメルセデス、レッドブルより難しい。また、今回のタイヤにより影響がもろに出たのがフェラーリだった。次戦モナコGPの気候次第ではフェラーリは苦戦するおそれがある。それじゃなくても、フェラーリは戦略を改善しなければコンストラクターズを獲ることが出来ないしドライバーズも同じである。
一方、メルセデスは完璧な週末になった。今回のタイヤ、気候、路面の再舗装により全てがうまく機能した。
今回は、コース特性もありオーバーテイクが少なく面白いグランプリとは言えなかった。
2018年 第5戦 F1スペインGP 決勝 結果
順位 | No | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
5 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル |
6 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
7 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア |
10 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー |
11 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ |
12 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
13 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
14 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ |
2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | |
31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | |
7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | |
27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | |
10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | |
8 | ロマン・グロージャン | ハース |
写真はF1-Gate.com、F1速報、ESPN F1より
F1世界選手権 第5戦 スペインGP予選
F1世界選手権 第5戦 スペインGPの予選が12日(土)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。
スペインGPは第2の開幕戦とも言われ、各チームアップデートパーツを持ち込んでいます。また、路面が再舗装され今回持ち込まれたスーパーソフトタイヤの扱いに苦戦しているもよう。予選セッション中はどんよりした雲に覆われ、雨の可能性もあり気温18.9℃、路面温度は27.3℃まで下がり風も強くなるコンディション。フリー走行3回目終盤にトロロッソ・ホンダのハートレーがクラッシュし修復不可能なため予選最後尾が確定。フリー走行3回目にやってはいけない大きなミスだった。
Q1
各車1回目の走行が始まりトップチームは順調にタイムを出す中、ルノーのヒュルケンベルグのギヤボックスに不具合が生じピットへ、終盤アタックに出るが、Q1進出ならず。また、ウィリアムズのストロールがスピンしイエローフラッグが振られてセッションは終了。Q1敗退はルノーのヒュルケンベルグ、ウィリアムズの2台、ザウバーのエリクソン。
Q2
上位のドライバーはメルセデス、フェラーリ、レッドブル、そしてハースがソフトタイヤで1回目のアタックに臨む。フェラーリ、メルセデス、レッドブルの順で、これまでいつも通り順位。トップ3につけるフェラーリの2台とボッタスはガレージで戦況を見守るなか2回目となる最後のアタックが始まり、マクラーレンのアロンソとルノーのサインツの地元スペイン出身ドライバーがQ3に進出。全車のアタックが終わり、11番手以下でノックアウトされたのはマクラーレンのバンドールン、トロロッソのガスリー、フォースインディアのオコン、ザウバーのルクレール、フォースインディアのペレス。ガスリーとルクレールはチームメイトと比べるといいと思う。ドライバー力に差があって車がいいのか悪いのか...特にトロロッソ・ホンダ。
Q3
多くのドライバーがスーパーソフトタイヤを履いて1回目のアタックに臨む。フェラーリが5番手、7番手。タイヤの扱いに苦労している。一方、メルセデスとレッドブルはタイムを出している。今回のフェラーリはここ数戦ではなかった苦戦をしいられている。2回目のアタックが始まり、リカルドはソフトをチョイス2回タイム出す作戦か?
ライコネン、ベッテルもソフトタイヤでアタック。メルセデスはスーパーソフトでタイム更新し今シーズン初の1、2番手。フェラーリもタイムを上げたものの3、4番手。レッドブル5、6番手。以下、マグヌッセン、アロンソ、サインツ、グロージャンが10番手でした。
レースでは、予選ソフトで速かったフェラーリ。スーパーソフトで速かったメルセデス。レースペースはレッドブルがいいので面白い展開が観れそうです。スタートから1コーナーまで距離があるのでスタートに注目。多くのチームが苦戦しているスーパーソフトを誰がうまく使えるか注目です。
2018年 第5戦 F1スペインGP 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分17秒633 | 1分17秒166 | 1分16秒173 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分17秒674 | 1分17秒111 | 1分16秒213 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分17秒031 | 1分16秒802 | 1分16秒305 |
4 | 6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分17秒483 | 1分17秒071 | 1分16秒612 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分17秒411 | 1分17秒266 | 1分16秒816 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分17秒623 | 1分17秒638 | 1分16秒818 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒169 | 1分17秒618 | 1分17秒676 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分18秒276 | 1分18秒100 | 1分17秒721 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分18秒480 | 1分17秒803 | 1分17秒790 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分18秒305 | 1分17秒699 | 1分17秒835 |
11 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分18秒885 | 1分18秒323 | |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分18秒550 | 1分18秒463 | |
13 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分18秒813 | 1分18秒696 | |
14 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分18秒661 | 1分18秒910 | |
15 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分18秒740 | 1分19秒098 | |
16 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分18秒923 | ||
17 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分19秒493 | ||
18 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分19秒695 | ||
19 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分20秒225 | ||
28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
F1第4戦 アゼルバイジャンGP 決勝
2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPの決勝が29日(日)にバクー市街地コースで行われ、大波乱のレースを制したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。
現地時間16:00(日本時間21:10) 気温17℃、路面温度27℃のドライコンディション。今週末で最も強い風速9.41km/hの風がサーキットに吹き荒れ、まさにペルシャ語で“風の街”と称される首都バクー。
51周の決勝レースがスタートすると ウィリアムズのシロトキンを含む数台が接近し、接触したと見られるいずれかのマシンからはパーツが飛んでいた。レースを続けていたシロトキンはヒュルケンベルグとアロンソに挟まれる格好で両者とぶつかりマシンを止める。また、コーナー手前でインをついたライコネンとオコンと接触。オコンはウオールにぶつかってリタイア。ライコネンはピットでフロントノーズとソフトタイヤへ交換しチェッカーまで走りきる作戦。また、アロンソはタイヤがバーストしマシンにいくつかのダメージを負いながら緊急ピット。セーフティカーが入る中、多くのドライバーが緊急ピットする展開になった。
セーフティカーは5周目の終わりに解除。ベッテルがリードを維持しハミルトンは2番手。レッドブル勢が接近戦を繰り広げ、リカルドがフェルスタッペンにポジションを譲ってしまった。ここからチームメイト同士のバトルが始まる。リカルドはルノーのサインツにも追い抜かれてしまう。その後、ペースの上がらないレッドブルに対してルノーが仕掛け、サインツがフェルスタッペンを、ヒュルケンベルグがリカルドをオーバーテイクした。ヒュルケンベルグはフェルスタッペンをオーバーテイクし、ルノーが4番手と5番手に並んだが、左リアをウオールにぶつけてしまいリタイアとなってしまった。序盤こそオーバーテイクを披露して沸かせたルノーだったが、徐々にペースダウンしレッドブルに再びポジションを奪われた。
22周目、2番手メルセデスのハミルトンはファステストラップを刻んでいたが、1コーナーでタイヤをロックしてしまいタイヤを痛め交換するためにピットへ、これで先頭のベッテルはかなり有利な展開になった。30周を走り切るタイミングでタイヤ交換。ソフトタイヤに交換しコース復帰。
ボッタスとレッドブル勢は引っ張り、なお、チームメイト同士のバトルが続くレッドブルは先頭で行くリカルドが38周目にタイヤをウルトラソフトに交換。次のラップにはフェルスタッペンもウルトラソフトタイヤに交換したが、リカルドはアウトラップでペースが上がらず、コースに戻ってきたフェルスタッペンに再び先行を許してしまった。
リカルドにとって翌周の1コーナーがオーバーテイクのチャンスでホームストレートでフェルスタッペンのトウを利用して近づく。フェルスタッペンも防ごうと進路をアウト側にふる、後ろのリカルドはインに飛び込もうとするが、フェルスタッペンがブレーキ時にイン側にいきリカルドのフロントウィングがフェルスタッペンの後方にぶつかり2台揃ってのクラッシュしそのまま、エスケープゾーンへ行きチームメイト同士最悪なかたちでリタイヤ。レッドブル陣営は呆れた様子でもあった。
クラッシュ映像をみかえすと、フェルスタッペンが60%~70%悪い、リカルドも30%~40%悪く思えた。これまで激しくやりあっていたためいつかこういう事が起こるんじゃないかと思った。でも、一歩間違えると大事故でチームにとっても多くのポイントを逃す結果でした。チームは自由にレースをさせていて、見る側は面白く見ることが出来るがチームのスタッフはハラハラの状態だと思う。
セーフティカーが導入される中、ハースF1のグロージャンがウオールにぶつかってクラッシュ。これでセーフティカーのピリオドが延長され、再スタートは48周目に入るタイミングだった。このセーフティカーの中、タイヤ交換を引っ張ったメルセデスのボッタスがタイヤ交換をしトップでコースに復帰。2番手ベッテルもタイヤ交換を済ませた。これで、ベッテルにとって最大のチャンスがセーフティカーが退いた後の1コーナー。先頭のボッタスは早めに加速してポジションを守る作戦、ターン1に向けて2番手ベッテル、3番手ハミルトン、4番手ライコネンがそれぞれポジションを上げようと距離を詰めてオーバーテイクを試みる。ベッテルがインをついたが、ハードブレーキングでタイヤをロックアップしてしまいオーバーランしタイヤを傷め逆にポジションを失った。優勝の最大のチャンスを活かせなかった。ハミルトンに前に出られチームメイトのライコネンにも抜かれた。
しかし、まだ終わらないのが今回のバグーのレース。これでレースが終わると思った中、ボッタスはコース上に落ちていたデブリを踏み右リアタイヤのバーストしリタイアしてしまった。これで先頭にたったハミルトンは、ライコネンを従えてフィニッシュ。タイヤを傷めたベッテルを追い抜き3番手に上がったペレスが表彰台。4位以下、ベッテル、ルノーのサインツ、ザウバーのルクレール、マクラーレンのアロンソ、ウィリアムズのストロール、マクラーレンのバンドールン、トロロッソのハートレーが10位。
今回のアゼルバイジャンGPは大波乱の展開になった。
メルセデスの優勝は運であったし、レースをリードしたフェラーリのベッテルは運が悪かった。開幕戦のオーストラリアGPと逆の展開になった。
次回のレースから第2の開幕でもあるヨーロッパでのレースが始まる。
現在、フェラーリが強いがメルセデスがタイヤの使い方に苦戦しているようにも見える。今後メルセデスが巻き返してくるだろう。レッドブルもフェラーリとメルセデスから少し遅れてるが挽回してくるだろう。
2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP 決勝 結果
順位 | No | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
2 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア |
4 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
5 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
8 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ |
9 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン |
10 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
11 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
14 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
8 | ロマン・グロージャン | ハース | |
33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | |
3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | |
27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | |
31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | |
35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ |
写真はF1速報、F1-Gate.com
F1第4戦 アゼルバイジャンGP
2018年F1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPの予選が28日(土)にバクー市街地コースで行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが3戦連続となるポールポジションを獲得しました。
アゼルバイジャンは首都バクーで、2016年にF1ヨーロッパGPとして初開催され、今年で3回目を迎え、昨年よりも2ヵ月早くに開催されるためコンディションに注目。現地時間17時(日本時間22時)の気温は22℃、路面温度は26.5℃。風速は5.5km/hと風の強いコンディションでまた、ストリートサーキットのバクー市街地コースは、超ロングストレートまたタイトコーナーも出現。コース幅も狭く難しいサーキットです。タイヤは、昨年よりも1段階柔らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトタイヤです。
Q1
トロロッソのハートレーがパンクでスローダウン。そこに、アタック中の同僚ガスリーが近づいてあわや接触。エスケープに逃れ、タイムをまとめることができなかった。時速300kmでていたため大クラッシュ寸前で、F1ドライバーの危機回避能力というか判断能力というか素晴らしいと思った。しかし、チームは何をしているのか。ハートレーも中途半端なラインを走っていた。本当に危なかった。トロロッソ・ホンダの2台、バンドーン、エリクソン、グロージャンが 敗退。
Q2
フェラーリ、メルセデス、レッドブルは決勝をみすえ各車スーパーソフトタイヤ。
1回目のアタックでフェラーリのライコネンがミスしてしまい結局、ウルトラソフトでこのセッションはトップタイム。しかし、決勝ではウルトラソフトをつかわないといけない。ウルトラからスーパーソフトに替えたため誰かストレート後のハードブレーキでミスすると思ったが...ここからライコネンのリズムが狂う。
Q2敗退は、ウィリアムズの2台、アロンソ、ルクレール、マグヌッセン。メルセデスエンジン勢のフォース・インディア、ウィリアムズが好調。特にウィリアムズは開幕から苦戦していたが今シーズンベストポジションでした。
Q3
フェラーリ、メルセデス、レッドブル、ルノー、フォース・インディアの5チームで争われた最終セッション。全車が1回目のアタックを終了した時点でセバスチャン・ベッテルが1分41秒498でトップ、次にハミルトン。やはり、フェラーリ速いがライコネンがまたミスしてしまい6番手。2回目のアタック、メルセデスのハミルトンが第1セクターベストタイム。自己ベストを記録したもののベッテルのタイムに及ばず。フェラーリのライコネンが第1、2セクターベストタイム。このまま行くとポールポジションでしたが、エンジン全開手前コーナーでリアをスライドしてしまいタイム更新ならず。それほど攻めた感じでは無かったが勿体ない。しかもライコネンは上位のドライバーとタイヤが違うのでポールが欲しかった。本人もコメントしてるように悔しい結果になってしまった。
予選結果、余りドライバーの差がでなくほぼチームごとに綺麗な順に並んだ。
ここのコースはオーバーテイクが可能でエンジンがいいメルセデスか、ベッテルが得意の逃げ切りか、ロングランがいいレッドブルか、作戦の違うライコネンがどのような走りをみせるか。また今回風が強くバグーは荒れるレースが予想される。
決勝は現地時間16:10(日本時間21:10)スタート。
果たして各車どのようなレースをみせるか楽しみです。
2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分42秒762 | 1分43秒015 | 1分41秒498 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分42秒693 | 1分42秒676 | 1分41秒677 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分43秒355 | 1分42秒679 | 1分41秒837 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分42秒857 | 1分43秒442 | 1分41秒911 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分42秒642 | 1分42秒901 | 1分41秒994 |
4 | 6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分42秒538 | 1分42秒510 | 1分42秒490 |
7 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分43秒021 | 1分42秒967 | 1分42秒523 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分43秒992 | 1分43秒366 | 1分42秒547 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分43秒746 | 1分43秒232 | 1分43秒066 |
10 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分43秒426 | 1分43秒464 | 1分43秒351 |
11 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分44秒359 | 1分43秒55 | |
12 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分44秒261 | 1分43秒886 | |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分44秒010 | 1分44秒019 | |
14 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分43秒752 | 1分44秒074 | |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分43秒74 | 1分44秒759 | |
16 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分44秒489 | ||
17 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分44秒496 | ||
18 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分45秒541 | ||
19 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分57秒354 | ||
20 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | No Time |
写真はF1速報、ESPN F1 より
F1 世界選手権 決勝 中国GP
F1世界選手権 第3戦 中国GP決勝が15日(日)に上海インターナショナル・サーキットで行われ波乱の展開のなかレットブルのダニエル・リカルドが優勝しました。
日曜日の上海の天候が一転し、気温18℃、路面温度39℃と予選時よりも路面温度が20℃高いコンディション。前日に好調だったチームと苦戦を強いられたチームにどのような影響が現れるか。また、今シーズン初のフェラーリの1、2が見れるか注目していました。フェラーリとメルセデスがソフトタイヤでのスタートレットブルはウルトラソフトで、シグナルが青に変わり各車スタート。すると、フェラーリのベッテルがチームメイトのライコネンに幅寄せしライコネンの走行ラインが狭まり、ブレーキを早めに踏むはめになり、メルセデスの同じフィンランド出身ボッタスが2位に浮上。一瞬、ベッテルがレットブル時代のトルコGPでのウェバーに対してのオーバーテイク時の幅寄せ。去年のシンガポールを思い出した。なぜ過度に幅寄せしたのか?ベッテルの走行ラインからはまくる事が出来るしスタートは悪くはなかった。本当に理解出来ない行動。4度のワールドチャンピオンを獲得したドライバーがやる行動ではない。
オープニングラップ後、ベッテルが首位をキープ。ボッタスが2番手、フェルスタッペンが3番手と奇数グリッドのドライバーが順位アップした形になり、ライコネンは4番手、ハミルトンは5番手にポジションを下げた。
11週目から中団グループがピットインしタイヤ交換が始まり、全車2ピット作戦なのかと思ったが17週目にレットブル2台が同時ピット作業を完璧にこなしどちらともミディアムタイヤに交換。もしかしたら、このままチェッカーまで走りきるかもと思ったごメルセデスもハミルトン。20周目にボッタスが翌週ベッテルがピットへ、しかし、ボッタスがアンダーカットを成功させトップに浮上。ここからフェラーリの理解不明な作戦が始まる。キミ・ライコネンはステイアウト。タイヤ交換組よりも遅いペースで周回を続ける。ハミルトンが入った翌周に入るだろうと思っていたが、27周目ボッタスがオーバーテイクしベッテルとボッタスの差が縮まる。これがフェラーリの作戦だと思い、本当に理解できなかった。状況によるが、予選1,2取ったチームの作戦でないし、何よりもタイトル(ドライバー、コンストラクター)目指すチームの作戦ではない。シーズン序盤だがライバルに対し差をつけるために多くのポイントを獲るべきなのに.....
チームとしてどうなのかと思った。メルセデス、レットブルはチーム力があるがフェラーリにはそれが乏しい。特にベッテルは昔から.....
レース中盤、トロロッソ・ホンダ同士で接触。接触によりコース上にパーツが飛び散りセーフティカーが入る。レッドブル勢が再びダブルピットストップ。2台ともミディアムからソフトに交換する。コントロールラインをボッタス、ベッテルはすでに通過。ハミルトンはステイ。ライコネンは新品のミディアムを交換したばかりなのでステイ。これが、レットブルに大きく流れが傾く。
35周目にレースは再開。
ハミルトンとバトルをしていたフェルスタッペンがコースオフ。攻めすぎ。今度は、チームメイトのリカルドがハミルトンをロングストレート後のブレーキングでインをつき3番手に浮上。リカルドのブレーイングはF1ドライバーNo.1。彼はタイヤをロックせず綺麗にオーバーテイクする。42周目、フェルスタッペンがハミルトンを抜いて4番手に。また、リカルドがベッテルを抜いて2番手。
チームメイトのフェルスタッペンもオーバーテイクを仕掛けるもミスしてしまいベッテルと接触。後続のハミルトンはランオフエリアに行き、2台をかわす。一方、ライコネンは上手くコーナーを曲がりベッテル、フェルスタッペン、ハミルトンをかわす。そんな中、リカルドがギリギリ接触をさけオーバーテイクでボッタスを攻略しリカルドがトップに立つ。そのまま後続を引き離しトップチェッカー。見事な大逆転勝利を果たした。また、残り5周2位争いしていたボッタスとライコネンは最後までライコネンはボッタスをかわす事が出来なかった。残念だったが、ライコネンはスタートから戦略と不満が残る結果だが表彰台獲得。フェルスタッペンは接触の影響でチェッカー後のタイム+10秒ペナルティ。ベッテルは接触の影響(リアタイヤの摩耗により2台に抜かれ7位になった。
レットブルが今シーズン初勝利!まさかの4連覇中最強メルセデス未だ未勝利。
まさかのフェラーリ... 3チームが揃って表彰台。
中国GPは面白いレースでした。面白いレースにしてくれたレットブル&リカルドおめでとー!!
2018年 第3戦 F1中国グランプリ 決勝 結果
順位 | No | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
3 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
8 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア |
12 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア |
13 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン |
14 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ |
15 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ |
16 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
17 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース |
18 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ |
19 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー |
28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
写真はF1速報、F1-Gate.comより
Biblography F1-Gate.com
2018年 第3戦 中国GP
2018年のF1世界選手権 第3戦 中国GPの予選が14日(土)現地時間14:00(15:00日本時間)行われた。舞台となる上海インターナショナル・サーキットは、上空から見ると漢字の“上”をイメージしたサーキットでピレリは、今年のF1中国GPにミディアム、ソフト、ウルトラソフトとスーパーソフトを飛ばした不規則な3種類を持ち込んでいる。曲がりくねった第1セクターはタイヤの消耗が激しい。
Q1ではセッションの開始から各車がウルトラソフトを履いてアタックに入っていく、
トロロッソのガスリーも1周を上手くまとめ上げることができず、大接戦の中、Q1敗退となってしまった。ブレンドン・ハートレーは15位でQ2進出を果たした。
ガスリーに加え、ウィリアムズとザウバーが敗退。
Q2では決勝をにらんでフェラーリとメルセデスAMGの2チームはソフトタイヤでアタックへ、ハミルトンはタイヤを上手く使い切れてないのか。いつものハミルトンの速さがなく6番手。首位はライコネン、ベッテルのフェラーリ勢で、これにリカルド、ボッタス、フェルスタッペン。ソフトタイヤの3強とウルトラソフトの中団グループとの差が大きい。
メルセデスはソフトタイヤで2回目のアタックへ。ハミルトンは一気にタイムを伸ばしてトップに立った。中団グループで安定しているルノー、ハースの1台、フォース・インディアの1台がQ2進出した。マクラーレン、ハースの1台、フォース・インディアの1台、トロロッソの1台がQ2敗退。去年、中団グループで安定していたフォース・インディアが元気が出てきたきがします。
Q3は1回目のアタックでライコネンが全セクターで最速タイムを刻んで1分31秒200でトップに立つ。ベッテルは2番手、3番手ボッタスと4番手ハミルトンは0.4秒の差があり、ちょっと今回はフェラーリが強くて、メルセデスがフェラーリに近付くことが出来ない。その後ろにレッドブルの2台、ヒュルケンベルグ、グロージャンと続いた。
今シーズンまだ今シーズンポールを会得していないライコネンだが期待が高まる。
この時点でポールはライコネンだと思ったが最後のアタックでライコネンはタイムを更新するもベッテルがさらに速く1分31秒095で2戦連続のポールポジションでライコネンが2番手でライコネンは3戦連続2番手からのスタート。フェラーリは2戦連続フロントロー獲得。メルセデスのボッタスはタイムを上回ることができず3番手、ハミルトンは4番手。以下、レットブルのフェルスタッペン、リカルド、ルノーのヒュルケンベルグ、フォース・インディアのペレス、ルノーのサインツ、ハースのグロージャンの順位。
今回の中国GPはフェラーリが絶好調で今シーズン初の1、2フィニッシュなるか?メルセデスが戦略やレースペースで挽回するのか?ちょっとパワーユニット関連でトラブル続きのレットブルが絡んでくるとより面白くなるんだが.....
また、中団グループの混戦は今回誰がポイントを取って帰ることができるか?
決勝は15日現地時間14:10(15:10日本時間)からスタートします。
2018年 第3戦 F1中国グランプリ 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分32秒171 | 1分32秒385 | 1分31秒095 |
2 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分32秒474 | 1分32秒286 | 1分31秒182 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分32秒921 | 1分32秒0664 | 1分31秒625 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分33秒283 | 1分31秒914 | 1分31秒675 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分32秒932 | 1分32秒809 | 1分31秒796 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分33秒877 | 1分32秒688 | 1分31秒948 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分33秒545 | 1分32秒494 | 1分32秒532 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分33秒444 | 1分32秒931 | 1分32秒758 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分33秒315 | 1分32秒970 | 1分32秒819 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分33秒238 | 1分32秒524 | 1分32秒855 |
11 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分33秒359 | 1分32秒986 | |
12 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分33秒55 | 1分33秒0577 | |
13 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分33秒428 | 1分33秒232 | |
14 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分33秒824 | 1分33秒505 | |
15 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分34秒013 | 1分33秒795 | |
16 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分34秒062 | ||
17 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分34秒101 | ||
18 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分34秒295 | ||
19 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分34秒454 | ||
20 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分34秒914 |
写真はF1速報、F1-Gate.comより
F1 第2戦 バーレーンGP
バーレーン・インターナショナル・サーキットで8日(日)現地時間18:10(日本時間24:10)、2018年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGP決勝が開催され、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインを飾り2連勝を飾りました。
ミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤを用意したピレリ、各陣営はレース中に違うタイヤを使用することが義務付けられている。例えば、予選11~20番手までは決勝で自由にタイヤを選び決勝に望むことができ、1~10番手はQ2で走ったタイヤ
をスタート時に装着して臨みます。
全長5.412kmのサーキットで57周に渡って決勝レースは気温28度、路面温度33度、湿度46%のドライコンディションで好発進を決めたベッテルの一方で、ライコネンが出だししが悪く、ボッタスが2番手に浮上。5番手スタートのピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)が前にいたダニエル・リカルド(レッドブル)を追いぬいたが、4コーナーでリカルドがホジションを奪い返す。偶数側は走行ラインでないのでスタートでは不利な場合が多いため、ライコネン、リカルドは偶数列だったので蹴り出しが悪かった。
オープニングラップを終えてすぐ、リカルドがスローダウンでコース脇に止めリタイヤ。さらに、ハミルトンへのオーバーテイクを試みたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が強引に抜いたが左リアタイヤをメルセデスのフロントタイヤにぶつけてパンク。リカルドのマシン撤去よりバーチャルセーフティカーが発令された。フェルスタッペンは何とかピットにたどり着き、タイヤを交換してコースに復帰するが、6周目にコース脇にマシンを止めリタイヤ。スタートしてそうそうダブルリタイアのレッドブル。フェラーリ、メルセデスを追いかけ立場なだけ最悪な週末になってしまった。バーチャルセーフティカーがとかれた後、ホームストレートでメルセデスハミルトンが3台抜き。流石にメルセデス・ハミルトン。
各陣営1回目のピットでのタイヤ交換が始まり、フェラーリの2台がタイヤが厳しなりタイヤをスーパーソフトからソフトに交換、ボッタスはスーパーソフトからミディアムにタイヤ交換し、おそらくフェラーリもう1回ピット作業、メルセデスはこのまま走りきるプランでレース終盤面白い展開になるんじゃないかと思った。ハミルトンは27周目にミディアムタイヤに交換。4番手から好ペースで周回しこのメルセデスの戦略に対応するためフェラーリはライコネンが35周目を走り切るタイミングで2回目のタイヤ交換を実施。しかし、左リアタイヤが交換出来てないいも関わらず発進合図。ピットクルーを轢いて転倒。直ぐにライコネンはストップしリタイヤ。金曜日のフリープラクティスでもタイヤのナットが閉まらずストップ。レースでも起こってしまった。このトラブルがなんとなく発生しそうな感じがしました。ライコネンはF1でのレース中のトラブルや不運は同僚と比べ多い。マクラーレンの時から...残念...
レース終盤、フェラーリのベッテルピットに入ると思っていたが、そのままで走りきってしまった。ボッタスがファイナルラップで近づくがオーバーテイク出来ずベッテルが2連勝。ベッテルのタイヤマネージメントのすごさが光った終盤のでした。もし、2番手がボッタスでなくハミルトンならハミルトンが勝利していたと思う。開幕戦も運がなかっただけなので、メルセデス×ハミルトンはそれだけ強い。
そして、4位のトロロッソのガスリー安定した走りでトロロッソ・ホンダ初ポイント!
開幕の成績が悪かったので今シーズン不安な蹴り出しだったがお見事。期待出来るシーズンになるかもしれない。
5位はハースのマグヌッセン、6位はルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。7位にアロンソ、8位にバンドーンとマクラーレンがダブル入賞。9位はザウバーのエリクソンが入賞。まさかのザウバーです。10位にフォース・インディアはオコン。
018年 開幕戦 F1バーレーングランプリ 結果
順位 | No | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ |
5 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
8 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン |
9 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
10 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア |
11 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア |
13 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
14 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース |
16 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ |
17 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ |
7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | |
33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | |
3 | ダニエル・リカルド | レッドブル |
写真はF1速報より