First Step blog

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F1 Australia GP 決勝

 

 

3月25日、2018年F1 FIA世界選手権第1戦オーストラリアGPがメルボルンアルバート・パーク・サーキットでの一戦は全58周で争われ、気温24度、路面温度38度、湿度36%で現地時間16:10(日本時間14:10)からスタートし、フェラーリセバスチャン・ベッテルが開幕戦で勝利した。2位はポールスタートのメルセデスルイス・ハミルトン、3位はフェラーリキミ・ライコネンでした。

 

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シグナル消灯し1コーナーをハミルトン、ライコネンベッテルに続いてハースF1ケビン・マグヌッセンレッドブルマックス・フェルスタッペンは5番手に下がった。1コーナーでのクラッシュもなくオープニングラップを制したハミルトンが2位との差を広げていく中、トロロッソ・ホンダがエンジントラブルでリタイアしてしまった。テストでは信頼性があっただけにホンダスタッフにとって悔しい結果になった。

 

レースは18周目にライコネンがピットに入りタイヤ交換しハミルトンに対しアンダーカットを狙う作戦。個人的にはあと少し引っ張っても良かったかもしれないと思った。翌周にトップのハミルトンがタイヤ交換し、トップからベッテル、ハミルトン、ライコネン、マグヌッセン、フェルスタッペン。

 

4番手を争っていたマグヌッセンが23周目にタイヤ交換に向かうも、左リアタイヤの装着が完了しない状態でピットアウトしてしまい、コースに戻るも停車の指示を受ける。無念のリタイアとなったが、ハースF1をさらなる悪夢が襲った。グロージャンのピットストップでもタイヤ装着にミスがあり、今度は左フロントタイヤのインシデントでグロージャンが停車を余儀なくされた。最高な週末になれたが最悪な週末になってしまった。

 

2コーナー先で止めたことにより、バーチャルセーフティカー(VSC)が発令されここが勝負の分かれ目で、グロージャンが3コーナー先でマシンを止めたらVSCにならなかった。また、ベッテルも最終コーナーからのピット入口までタイムを稼いだことによりハミルトンはトップを譲ってしまった。

www.as-web.jp

 

ベッテルが先頭でコースに復帰し、その後、レースはセーフティカー先導で進み、各車の間隔がほぼなくなった状態で31周目の終わりにリスタートをした。ラッキーでったのがベッテル、母国のレットブルのリカルドとマクラーレンアロンソ。不運なのがハミルトンとライコネン

 

ベッテルは後方のハミルトンを抑えて先頭をキープしているが、ペースの良いハミルトンのプレッシャーを受けるがハミルトンは抜けない。3番手のライコネンはリカルドと、5番手につけていたアロンソはフェルスタッペンをコンマ数秒後方に従え、ルノーニコ・ヒュルケンベルグメルセデスのボッタスを加えた4人で激しいポジション争いを繰り広げたが誰一人としてオーバーテイク出来ないし、仕掛けることすら出来ない。

ハミルトンは残り5周を切ってエンジンをセーブした。ハミルトンのペースダウンを確認したベッテルもペースをコントロールし、最後は5秒のリードを築いてトップチェッカーを受けた。2位ハミルトン、3位ライコネン、最後までプッシュし続けたリカルドは4位、以下アロンソ、フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、ボッタス、バンドールン、ルノーカルロス・サインツまでが入賞し、11位以下、ペレスとオコンのフォース・インディア勢、ザウバールクレール、ウィリアムズのストロールトロロッソハートレーまでが完走を果たした。

開幕戦を終え、去年よりもメルセデスフェラーリ、レットブルの接近戦が増えそうです。ハミルトン×メルセデスが予想通り速いが、フェラーリとレットブルが去年より確実に差を縮めてる印象です。ハースが速いので序盤はサーキット特性によりTop3にとって厄介なチームになる。そこに今後、ルノーマクラーレンが絡んで行く展開になるだろう。まだ、一戦が終えただけなので分からないが、トロロッソ・ホンダはもう少し頑張ってほしい。

 

2018年 開幕戦 F1オーストラリアグランプリ 結果

 

 

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 I congratulate  Ferrari team and Vettel that F1 Australia GP won the race!!!